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SFTS(重症熱性血小板減少症候群)ってどんな病気?

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 SFTS(重症熱性血小板減少症候群)はダニに噛まれることによってウィルスが体の中に侵入し、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛)、血小板減少症をともなう下血、皮下出血、神経症状など多くの症状が認められます。致死率は6.3〜30%と報告されています。現在、治療は対症療法しかなく、有効な薬剤やワクチンはないという怖い病気です。 2017年、SFTSを発症した猫から人がSFTSに感染したという報告もされました。この病気にかかり、亡くなる方も多数現れています。ダニは公園、河川敷、森林などの葉っぱや木の枝、落ち葉の裏などに多くいます。秋は幼ダニの増える季節ですので、しっかりと予防、駆除をしていく必要があります。